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いま、コーヒー文化が熱いアジア。
コロンビアコーヒー生産者連合会
アジアディレクターのお仕事とは。

コロンビアのコーヒー生産者を代表し、コーヒーの安定的な生産や品質向上のために働くFNC。エメラルドマウンテン豆の選別や認定もFNCが行っています。今回はスペシャルティコーヒーの祭典、SCAJ2014の会場にて、FNC東京事務局長に、そのお仕事についてお聞きしました。

コロンビアコーヒー生産者連合会(FNC)
東京事務局長
Sr. Santiago Pardo サンティアゴ・パルド氏

世界中に拠点を持ち、各地のコーヒー文化のニーズに応えるFNC

様々なセミナーにも登壇

様々なセミナーにも登壇

— コロンビアコーヒー生産者連合会(FNC)の東京事務局長とは、どんなことをするお仕事ですか?

私の仕事は、コロンビア産のコーヒーを世界一のマイルドコーヒーとしてアジアの皆さんに知っていただくこと、マーケティングキャンペーンやイベントを指揮すること、そしてコロンビア産コーヒー豆とインスタントコーヒーの販売活動を監督・指導することです。

— アジアというと広い上に言語も様々ですから、大変そうですね。アジアには、他にもFNCのオフィスがありますか?それぞれどんな仕事をしているのでしょうか。

はい。北京にもFNCオフィスがあり、ここでは中国・台湾の市場を重点的にケアしています。

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2014 World Barista Champion 丸山珈琲の井崎英典 バリスタと。

2014年6月に行われた 「ワールドバリスタチャンピオンシップ」(WBC)では、丸山珈琲の井崎英典バリスタがアジア人で初の世界チャンピオンになりました。この大会と同時に開催された焙煎の競技会(World Coffee Roasting Championship)の1位と2位はそれぞれ台湾、韓国のロースターでした。
アジア地域でコーヒー文化が根付き、成熟してきていることを感じています。アジアはこれからますます重要な拠点となるでしょう。

他にはヨーロッパと北米地域をカバーするためにアムステルダムとニューヨークにも拠点があり、私たちが東京で行っているような活動をしています。

 

とても洗練された、日本のコーヒー市場

— アジアのバリスタやロースターの方が、世界で活躍されているのですね!
日本のコーヒー市場には、他の国と違った特徴がありますか?それとも世界的に流れは同じですか?

日本のコーヒー市場はとても洗練されていて、高度に発達しています。コロンビア産コーヒーのように上質なコーヒーを楽しむ日本人の中に、コーヒー文化が深く根付いているように感じます。
さらに日本では缶コーヒーが大変有名で、しかも販売額が非常に大きい世界で唯一の国です。
一方でフェアトレードのようなテーマは、例えばヨーロッパ諸国と比べると、日本ではそれ程浸透していませんね。

— 缶コーヒーがそこまで人気なのは、日本の特徴なのですね。面白いです。

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コロンビアコーヒー生産者連合会本部では、FNCのムニョス総裁、コロンビアのコーヒー農家を代表するキャラクター、ファン・バルデスが安倍首相をお出迎え

コロンビアと世界をつなぐ

— 最近のお仕事の中で印象的なものはありましたか。

7月にコロンビアを訪問中だった安倍首相が、「第9回日本コロンビア経済合同委員会」のためにFNC本部へお越し下さいました。ここではコロンビアのサントス大統領とともにFNCのムニョス総裁なども一堂に会し、様々な話し合いが行われました。コロンビアでは、コーヒー産業は農業関連GDPの17%を、そして農業分野の就労の33%(約80万7千人)を占める重要な産業です。コロンビアのコーヒー農家の代表である私たちFNCの責任を、改めて感じました。

— 安倍首相のコロンビア訪問は、ニュースでも拝見しました。あの背景がレンガのスピーチ台はFNCオフィスだったのですね。
パルドさんは、こちらへ就任される前は、どんなお仕事をされていたのですか?

ここに来る前は、コロンビアの貿易省(Ministry of Foreign Trade of colombia)で、貿易協定の交渉部門のチーフでした。EU、韓国、パナマ、トルコとの自由貿易交渉を主導していました。2011年からFNC東京事務局へおりますが、東京は近代的な都市の中に昔からの伝統が上手く調和されていて、大好きな街です。

 

オフィスには、いつも最高級のコロンビアコーヒーが

image04— なるほど、以前から一国を代表するような責任あるお仕事だったのですね。
とてもお忙しそうですが、パルドさんもたまには一息ついて、ご自宅やオフィスでコーヒーを召し上がったりされていますか。

私は毎日、朝から晩までコーヒーを飲んでいます。オフィスにいる時は、1日に少なくとも6杯は飲みますね。
夏はアイスラテ、冬はカフェラテです。幸い私たちのオフィスには、例えば「Cup of Excelence」のようなコンクールで賞を取ったものなど、素晴らしいコーヒーのサンプルが定期的に届きます。そのためオフィスでは最高級のコロンビア産コーヒーを味わう事ができます。

— それはうらやましいです。きっと美味しいコーヒーを知るのもお仕事の一環なのでしょうね。ぜひこれからも、美味しくて個性的なコロンビアのコーヒーを私たちに紹介して下さい。

是非、FNC東京事務局のSNSサイトブログを訪問して下さい。コロンビア産コーヒーについて、またそのコーヒーが日本にまで届けられることを可能にしているコーヒー農園経営者たちの仕事について定期的に情報を発信しています。美しい写真も多く、楽しみながらより深く、コロンビアコーヒーについて知っていただけると思います。

— 生産者の皆さんの事を知れば知るほど、一杯のコーヒーの価値を味わう事ができる気がします。今日は興味深いお話をありがとうございました。