夕暮れ迫る頃、都内某所のバーで・・・
1か月かけて完成したエメラルドマウンテンのコーヒー酒(愛称エメラルドマウンテン酒)の試飲会を敢行しました。「10月1日コーヒーの日」に漬け込み、11月初旬に豆をひきあげた後は静かな安らぎの数日を過ごした世にも贅沢なコーヒー酒。
「ブランデーです」と言っても通りそうな琥珀色の液体です。が、グラスに鼻を近づけた瞬間、立ちのぼる香しい匂いは紛れもなくコーヒー。それもあのエメラルドマウンテンの上品なアロマとアルコールが溶け合った芳醇な香りに、そわそわと期待が高まります。
まずはストレート
香りを逃さない口のすぼまったグラス。手に持って回すとトロリとした液体がグラスの壁をつたう感じはまさにブランデー風。口に含むと…かなり強烈、そして甘い…少々薄めのリキュールといった感じですが、残り香のいつまでも喉にまつわる余韻の深さは、
エメラルドマウンテンならでは、かも。
次はミルク割り
氷を浮かべたコーヒー酒に倍量くらいの牛乳を注ぐ。カフェオレ色のまさに味もカルーアミルク。べたべた感のないキリッとしまった香りと適度な甘さで飲みやすく、スイスイ入りそうな美味しさはちょっと怖いかも。お風呂上がりに飲む梅酒…みたいな感じの飲み方が良いかもしれません。
さて、お湯割りは
いけます、美味しいです、温められて香りが強く立ち、ふわっと顔をつつまれて陶然となりそうです。お湯の量はコーヒー酒と同量とお湯少な目を試飲。週末の静かな夜に本を読みながらチビチビ飲むのならお湯は少なめに。
読書の友は本によって酒かコーヒーのどちらか、という方へ。
その両方が愉しめるコーヒー酒&読書、新しい時間の発見があるかもしれませんよ。
ではソーダ割りなら
コーヒー酒に対して倍量のソーダと氷、透明な蜂蜜色のきれいな飲み物です。
ぐっと飲むと、すっきりした清涼感が奥行きのある味わいをともなって、喉をかけおりて行きました。グラスを置かずにまたひと口…またふた口…ともかくイケます、イケ過ぎです。飲み終わってエメラルドマウンテンらしいコーヒーの強い香りが口のなかに
いつまでも漂っていて、それもまた趣き深いものでした。
試飲会の参加者の中での人気はお湯割りとソーダ割が二分しました。温めて冷やしても、これだけコーヒーの香りが強く保たれ,何時までも消えないのは新鮮な驚きです。コーヒー酒はアルコールの閉じ込められた香りで飲む酒、それだけに良い豆、良い香りで有名なエメラルドマウンテンで作るコーヒー酒は、コーヒー酒のXOと言えるかもしれません。ぜひお試しください。
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