UPDATE 20100220
生まれて初めて飲んだコーヒー、覚えていますか？
こちらの記事は2009年から2012年にかけて掲載された「コーヒーと人生と一言」のバックナンバーです。当時の「エメマン賞」の１つ目と２つ目を、Best answer、Favoriteの賞の位置に掲載しております。
日本全国の家庭で「子どもがコーヒーを飲むとバカになる」「コーヒーは子どもにワルい」と言われようで、だからこそ記憶に刻まれた風景がたくさんあります。そして受験や試験勉強の眠気覚ましに飲んだ初めての思い出も。最初の「不味！」がいつしか「美味しい！」に変わり、今では無くてはならないものに変わる、皆さん共通の三段活用が、コーヒーという飲み物の魅力を語ってくれているようです。
コーヒーファンの鮮明な記憶力に感動するとともに、力のこもった投稿に感謝いたします。ありがとうございました。
45年ほど前になります。大学生活をするため父と金沢へ下宿を探しにいきました。高校生だった自分は喫茶店など入ったことがありませんでした。友人が純喫茶へいったという話を聞きうらやましく思っていました。父が金沢へ着きコーヒーでも飲もうと言い喫茶店に入りました。そしてコーヒーを注文してくれ飲みました。コーヒーを飲み少し大人になった気になりました。そしてこれからひとりで生活することの第一歩になるのだと思うととても寂しくなりコーヒーがとても苦く感じました。自分も父の年齢になりとても懐かしく思い出されます。
生まれて初めてコーヒーを飲んだのは、新入社員の時なので18歳の時に会社で飲みました。当時、事務をしていた私は、先輩や上司のコーヒーの好みを30人分覚えることに必死でした。好みのそれぞれ違うコーヒーを配り、自分もコーヒーを飲んだ時に、とてもリラックスできて落ち着くことができる飲み物だな〜と感じてからは、とても好きになり、今では一日二回飲むことが日課となっています。
投稿内容の一部をご紹介！
【エメマン賞】
はっきり覚えています。毎週日曜日に１００円のおこずかいをもらっているときに大体駄菓子屋で複数のお菓子を買っていたのを自販機のＵＣＣの１００円のブラックコーヒーを飲んでみたくて、思わずお金を投入して、飲んでいました。美味しかったというより大人の仲間入りと内心思っていました。
【エメマン賞】
幼少の頃、両親から、『子供がコーヒーを飲むとバカになる』と言われていました。でも、コーヒーの馨しい香りに誘われ。。。ある日、母親の飲みかけのコーヒーを一口・・・清水の舞台から落下傘で飛び降りる決死の覚悟で母が目を離した隙に飲みました。当時、幼稚園だった私も、違いの分かる父親です。
【エメマン賞】
はじめて喫茶店でコーヒーを飲んだのは、高校入学した、今から３３年も前のこと。喫茶店の名前は「ブラック」。当時は、まだ数少ない、地方の町の老舗の喫茶店。店内は、席の間をせせらぎのように水が流れ、明りは本当に暗くて、ずいぶんと大人の雰囲気の店でした。喫茶店に入ることも、ちょっと「悪」というようなイメージもある時代。学校帰りに、親友と。ドキドキしながらのコーヒーでした。
父がお茶屋さんを経営していた関係で５歳で飲んだ父が挽いて飲ませてくれたブルーマウンテンの味は一生忘れないです！
11歳の頃、大人に憧れて学校帰りに友達と飲んだ缶コーヒーの味
高校受験を控えた中学三年生の冬でした。初めての受験の不安や伸び悩む成績でふさぎがちだった私は、親にも話せなかった進路のことや将来のことを保健室の先生に相談に行っていました。放課後、いつものように保健室に入ると、なんとも良い香りが漂っていました。先生は「新しいコーヒーメーカー買ったから、一緒に飲んでみる？」と私に砂糖たっぷりのコーヒーを入れてくれました。それが人生初めてのコーヒーでした。鼻先に漂う香りを深呼吸しながらコーヒーカップの前で何度も深呼吸したことを今でも覚えています。物持ちの良い私は当時の日記も持っています。そこには「初めて飲んだコーヒー。受験まであと少しだけど頑張るぞ！」と書かれていました。私の大切な青春の思い出です。
はるか六十年ほど昔になります、戦後間もない、小学３年生の頃でした。ブラジルに移民していた親戚のおじさんが訪ねてきたとき、コーヒの粉を頂きました。今で言えば極粗挽きのような感じの粉で、父が早速薬缶で湯を沸かし直接粉を入れて煮出したことをおぼえています。そのときのコーヒの香りは今でも憶えています。懐かしい思い出です。味のほうはどんなもだったかは記憶にはありませんが。
生まれて初めて飲んだコーヒーは缶コーヒーのＭＡＸコーヒーで、すごく甘くて小学４年生の子供にも飲みやすくてここからコーヒーが好きになりました。母に喫茶店でキチンとしたコーヒーを飲ませてもらったのは６年生くらいだったと思います。苦かったけど、大人の味ってこれなんだと思った。中学にあがってコーヒーメーカーを買ってもらって自分でいれて飲んだときはまた格別でした。
飲んだコーヒーは２２歳のとき、初めての喫茶店で先輩におごってもらい、砂糖とミルクを入れて飲んだ、「苦い」と先輩に言うと。「高級品だぞ」と言われた。苦いコーヒーはこれからの人生の「苦〜い」成長の過程なんだ。今は苦い人生を卒業して、ノンビリと自分でたてた「苦いコーヒー」を美味しく飲んでいます。
忘れもしません。我が家では、子どもがコーヒーを飲むと馬鹿になるといって飲ませてもらえませんでした。ところが、友人宅に遊びに行くと、おやつにアメリカンコーヒーというより茶色いお湯が出てきました。これが生まれて初めて飲んだコーヒーでした。味は当然、ちょっとピリっとしたお湯でした。（小学３年）
RELATED TOPICS
エメラルドマウンテン公式サイト
Copyright © Colombian Coffee Growers Federation all rights reserved.
