コロンビアとアンデス山脈
美味しいコーヒーが生まれる土地の条件が揃った国
エメラルドマウンテンのふるさとコロンビアは、太平洋とカリブ海に面する美しい国。
豊かな自然と天然資源に恵まれています。この国を縦断するアンデス山脈の麓につづく緑豊かな丘陵地帯は、美味しいコーヒーづくりに欠かせない条件をクリアした稀少な土地です。
- 朝と夜の温度差が大きい、高地であること
- 栄養価が高く水はけのよい火山灰性の土壌であること
- 年間2000ミリ前後の適度な降雨量と日照量
これら3つの条件がそろったアンデス山脈の恵みと、カフェテロ達の丹精により、エメラルドマウンテンのすっきり甘くふくよかな味わいが生まれるのです。
南北に広がり、標高の差が大きいコロンビアでは、年間を通してコーヒーの収穫が可能です。日本の約3倍の面積があり、各地でコーヒーの味わいの特徴や、暮らしている人の衣装や顔立ちも違います。
カフェテロの丹精
アンデス高地の雄大な自然のもと、カフェテロ(コーヒー生産者)により丹精を込めてコーヒーは育まれます。
カフェテロが育むのはアラビカ種のコーヒー豆。1本づつ苗木が手で植えられ、3年で赤い実をつけます。赤く熟したコーヒーチェリーは、1粒1粒、丁寧にやさしく手摘みで収穫されます。収穫された実は、すぐに皮と果肉を除去し、発酵させ、清らかなアンデスの水で洗います。
エメラルドマウンテンの美味しさは、カフェテロたちの丹精によって支えられています。