エメラルドマウンテン シリーズキャンペーン 2009 コーヒーと人生とひと言

コーヒーと紫煙が似合うといえばドラムスが最高という人、やはり人間の声に一番近いチェロ でしょう、それをいうならヴァイオリンでしょう、とか。好きな楽器を語らせたら話が尽きない方は少なくありません。その方々にコーヒー好きが多いとお見受けするのですが、如何でしょう。 聴くだけから自分で演奏を楽しむプレイヤーまで、その付き合い方はさまざまですが、あなたのコーヒータイムには「これでしょう」という、お勧めの演奏楽器を教えてください。
 
 
ラテン音楽からコロンビア音楽へ  
コロンビアの音楽というとかつての日本では、「ラテン音楽」とひと括りにされていました。
それが今ではインディヘナ(先住民)とアフリカ、そしてヨーロッパ文化の融合からうまれた独特のリズムが多くのファンを獲得し、シャキーラのような世界的歌手も生まれています。という訳で、現在、コロンビア音楽と聞けばサルサあるいはクンビアと答える通も少なくありません。では、コロンビアのクラシック、ヨーロッパの伝統的音楽はどうなっているのだろう、と興味が湧きます。そんな折、本国で期待の新星フルーティストが4月に来日、演奏会が開かれました。
 
世界で3億人以上が話すスペイン語
会場は東京・市谷のセルバンテス文化センター。スペイン語教育とスペイン語圏の文化普及のためにスペイン政府が運営している施設です。同種の施設は世界40カ国、72箇所で展開されているとのこと。なるほどスペインの文化戦略はなかなかです。世界で一番話されている言語といえば中国語。スペイン語も3億人以上のネイティブスピーカーがおり、なおかつ南米などスペイン語圏の出生率の高さから、いずれは英語を抜いて世界第2位の言語のなるといわれているとか。 もちろんコロンビアもスペイン語圏、国境を越えて世界中に同じ言葉を話す人々がいるというのは何とも心強いことではないかと、日本語圏は日本列島だけという日本人は思います。さらに世界に冠たる日本人の出生率の低さを思うと日本語の将来についても考えてしまいました。というのもセルバンテス文化センターの扉を開けるといきなり聞こえてきたのはスペイン語、そこはすでに異国の空間なのです。そしてその地下に作られたホールがコロンビアの若きフルーティスト、ラウラ・デルソル・ヒメネスさんの演奏会場。
 
南米に吹け、クラシックの新しい風
コロンビアのパトリシア・カルデナス大使の挨拶のあと、ステージに立ったヒメネスさんは繊細な印象で妖精のような方。銀のフルートを煌かせ、スレンダーな体を揺らしながら奏でる美しい音色に引きつけられます。前半は17・18世紀の所謂クラシックの曲目が選ばれ、ヒメネスさんの先生であるラファエル・ロドリゲス師との共演も交えて管楽器の澄んだ音の世界を堪能させてくれました。後半はコロンビアの作曲家による伝統のパシージョも奏でられ、クラシックと南米のリズムの新しい風かしら、とこれは全くの素人考えです。 演奏後に伺ったお二人の話では、クラシックはコロンビアではまだあまり一般的ではないとのこと。 11歳から音楽を習い始め、大学の音楽研究科を終えて現在はボコダのハベリアナ大学でロドリゲス師に学んでいるヒメネスさん。日本の印象は「全てが整っていて清潔で安全、そして人が親切。またぜひ来たい」と。私たちもぜひ、彼女の煌き踊るフルートの音色をまた聞きたいと願っています。ヒメネスさん、ロドリゲスさん、お疲れさまでした。

 

「コーヒータイムにおすすめの楽器演奏は?」ベストアンサーの5名様です。

コーヒータイムに合う楽器、断然トップはピアノでした。次がフルート、 3位以下はヴァイオリン、チェロ、そしてシタール、マンドリン、ギター、 ハープなど弦楽器が人気です。後はもう楽器の見本市のように皆さま実に多種多彩な音楽をお伴にコーヒーを愉しんでいられる 様子。好きな香と好きな音があれば極上の時間が流れると、沢山 の投稿から教えられた気がいたします。どうもありがとうございました。

●熊本県熊本市 M.Hさん

ハーモニカバッグにいつもハーモニカ入れて、気の合う仲間とコーヒー飲みながら合唱出来ます。気取らず気軽に誰でも吹けるハーモニカはコーヒータイムにぴったりです。

●東京都新宿区 H.Nさん

ズバリ、ドラムでしょう。人類住むところどこでも太鼓が存在する事実をあなたは気がつきましたか?アメリカ大陸の黒人奴隷が、故郷アフリカを思い出すリズムで心救われました。植民地時代のアジア・アフリカ諸国でも、苦役の合間に、ドラムベースのダンスで気晴らしをしました。太鼓の鼓動は、胎児が腹の中で聞いた母親の心臓の鼓動を蘇らせるから心落ち着くことができるとか。母なる大地から採れる恵みのコーヒー豆にも、アロマ効果で心が落ち着きます。これぞW効果で相性抜群!!どうぞお試しあれ。

●北海道札幌市 K.Uさん

バンドネオンです。音楽に詳しくは無いのですが、まだ私が学生だった数十年前に、アルゼンチンタンゴに詳しい方が近所に住んでいて、タンゴのレコード鑑賞会を定期的に開いておりました。当時から入手困難なレコードをコレクションされていて、録音して貰ったカセットテープは、今でも私の大切な宝物です。寝る前にゆっくりコーヒーを飲みながら聴く、古い戦前の長調の明るいバンドネオンの豊かな調べは、耳心地良いものですよ。

●新潟県佐渡市 O.Iさん

それは何と言ってもトランペットですね。特にニニ・ロッソのトランペット演奏は最高です。夜空のトランペット、夕焼けのトランペット、さすらいのトランペット、夢のトランペットなどを聴きながらのコーヒータイムは美味しさを一層引き立ててくれます。「コーヒーと音楽」「音楽とコーヒー」は、私にとってはリラックス、癒しの時間で大切なひと時です。とくにトランペット演奏を聴きながらのコーヒーは至福のひと時となっています。

●北海道札幌市 K.Yさん

朝は、軽快な旋律のピアノ。夕方からはサックスです。コーヒーの香りにはやっぱりJAZZです♪

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