エメラルドマウンテン シリーズキャンペーン 2009 コーヒーと人生とひと言

桜前線はいまどのあたりでしょうか。花暦を開かなくなっても、花びらで恋占いをしなくなっても、花好きにとって春は特別。様々な花が競い合うように咲くこれから。さて、あなたが特に好きな花はなんですか?あなたの人生を彩る花を教えてください。
 
 
豊かな自然と温暖な気候のコロンビアは樹木も果物も鳥類も、眩しいほどの多種多彩さ。花も例外ではなく、その恵まれた土壌を生かした花卉栽培は重要な輸出産業です。花の加工技術も発達し、魔法にかけられたように枯れない花も生まれています。
 
 
  「プリザーブドフラワー」ってご存知ですか?
造花ではとても再現できない本物の花の美しさが、何ヶ月も楽しめる花です。 生花の水分を特殊な液と入れ替える加工を施したもので、いつまでも萎れない花として近年人気を集めています。結婚式やパーティのコサージュ、店のディスプレイなどで使われていますので、どこかで目にされた方も多いのでは。
プリザーブドフラワーはコロンビアで確立された技術で、豊富な生産量を誇るコロンビア産の花々を加工して世界に輸出されています。
 
 
  コーヒーと花に溢れた国コロンビア
コロンビアと言えば日本人がまず思い浮かべるのはコーヒーですが、花の生産国としても世界有数の輸出量を誇っています。日本向けにはカーネーションが大量に送られていて、5月の母の日に贈られる何割かはコロンビア産です。切花に加えて近年はプリザーブドフラワーの輸出も伸びていますが、その8割が日本向け。日本人の花好きと「いけばな」という伝統のなかで、プリザーブドフラワーの自然で繊細な美しさが評価されているようです。
 
  日本の男が女性に花を贈らないのはなぜ?
実は本国のコロンビアでは、プリザーブドフラワーは市場に出ていません。花の国コロンビアでは街角でも生花が盛んに売られ、男性が女性に花を贈ることも日常的。 コロンビア人から見て日本の男性の無粋ぶりは呆れるほど、という意見もあります。 結婚記念日はもちろん、デート、誕生日、パーティ、嬉しいことがあった時、どんな時にも花は大切なメッセンジャー。コロンビア人にとって花は音楽と踊り同様、生きること、生活をより楽しむ重要なアイテムなのです。
 
  銀座に不思議な花園が出現?
プリザーブドフラワーを使ってデザインの美しさとセンスを競う「フローラルエバー プリザーブドフラワーコンテスト」。8回目を迎える今年は入選作の展示会が2月26日(火)~3月5日(火)、銀座三越で開かれました。
全国から沢山の応募があり、厳正な審査を勝ちぬいた入選作品が並ぶ会場は、春の光りあふれる不思議な花園の雰囲気。自然の花の時間が止まってしまったかのようなプリザープドフラワーの独特な美しさが、思い思いの造形に表現されています。
 
  多彩な花々のデリケートな表情を
自然の色をそのまま留めた花から、プリザーブドならではの着色で青や黒・緑・濃い紫など自然界にはない華麗なカラーバリエーションも素敵です。花の種類もバラ以外にカーネーション、蘭、ガーデニア、カラー、紫陽花など。どの花も瑞々しくデリケートな美しさを湛えていて、目が離せません。 花の国コロンビアからやってきたプリザーブドフラワー。側でじっと見詰めるほどに造花でもドライフラワーでもなく、また生花とも微妙にちがうその不思議な存在感に魅せられます。どうぞあなたも目にすることがありましたら、近づいてよくご覧になってみてください。そして南半球のコロンビアに思いを馳せていただけたら嬉しいです。

 

「あなたの好きな花とその思い出は?」ベストアンサーの5名様です。

花にまつわる思い出はすべて美しい…贈られた花、出会った花、亡き人を偲ぶ花、 皆さんの胸に蘇る花は、今もその色も姿も失われることなく、仄かに匂っている様子が 浮かぶようでした。コーヒーがその芳醇な香によって記憶されるように。
思い出の花ナンバー1はバラ、2位は桜、3位はガーベラ、ひまわりとメジャーな花が並びますが、他は 道端の一輪や山郷の野草などしみじみ懐かしい名前も多くお寄せいただきました。たくさんの投稿をありがとうございました。

●滋賀県東近江市 K.Oさん

深紅のバラです…主人が毎年、バースデイ&結婚記念日に1本ずつ贈ってくれます…それを気持ちを込めてドライフラワーにしてリビングにディスプレイしていきます…今年結婚23年目ですが、つらい時期もこのバラのおかげで…乗り越えられたような気がします…。

●埼玉県川口市 M.Yさん

好きな花は黄色いフリージャーの花。もう40年以上前の丁度季節は4月、上京して大学に入学、下宿生活をスタートしたばかりのころ、母が何も告げずに上京し、下宿の部屋に黄色いフリージャーの花を買って来て飾ってくれました。後にも先にも母の上京はそれ一度だけ、息子のことが気がかりだったんだと子供を持つ親になってよく解りました。春の訪れを告げるフリージャーの花の香が今でも母の想い出と重なります。

●福島県福島市 S.Mさん

母が大好きだった…カスミ草です。一昨年、脳梗塞で倒れてから、命は助かったものの、障害が残り半身不随…まともにお話する事も出来ずに、胃から栄養剤を摂取している毎日。そういえば、母はカスミ草が大好きだったなぁって。普通はバラ等の引き立て役のカスミ草だけれど、確かにあのカスミ草がなければ綺麗なバラは、なんかパッとしない。そうだ、家の父もカスミ草役の母が居て成り立ってるんだ。カスミ草♪引き立て役だけど、とっても可憐で可愛いお花を咲かせる。そんな母が大好きだったカスミ草が好きです。

●新潟県佐渡市 O.Iさん

サクラソウ。卒業式に飾るサクラソウを子どもたちと10月ころから育て始める。式当日に満開になるよう咲かせるには温度、水、液肥の管理が大切だ。3月になると各教室からサクラソウのほのかな香りが漂い始める。卒業式には全校の子どもたちが育てたサクラソウが会場一面に飾られる。ピンク一色に染まる中、卒業生が巣立っていく。成長した姿をサクラソウと見送ったことが懐かしい思い出として残っている。

●広島県呉市 Y.Tさん

朝顔が好きです。小学生の時に夏休みの宿題で朝顔を育てました。小学生の私は毎日の水やりと何色の朝顔がいくつ咲くのか、毎日楽しみにしていました。夏休みが終わっても朝顔は毎朝決まったように咲き続けていましたが、徐々に茶色くなって全体が枯れて萎れたようになってしまいました。朝顔に寿命がやってきたのです。しかし私がちゃんと世話をしなかったせいだと、わんわん泣きました。一年後、朝顔の鉢を置いていた場所に双葉の芽がぽつぽつ出てきました。一年前の枯れた朝顔の種が芽吹いていました。緑のカーテンのように朝顔は大きくなって咲いてくれました。

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