エメラルドマウンテン シリーズキャンペーン 2009 コーヒーと人生とひと言

コロンビア人に負けずおとらず、日本人もかなりのお祭り好きの国民では。 伝統のお祭りを訪ね歩いたり神輿担ぎに出かけたり、楽しみ方はさまざまですが、 さて、あなたのお気に入りのお祭りはなんですか?その理由や思い出も教えてください
 
日本のお祭りシーズンといえば稲の収穫後の秋が主。でも、カトリックの影響の強い 国々では復活祭をひかえた春がカーニバルの季節です。カーニバルといえばブラジル・リオが日本でも必ずニュースになるほどの知名度ですが、南米ではコロンビア四番目の都市、バランキージャのカーニバルも有名です。
 
 
  多民族の融合が生んだ世界遺産
ユネスコの世界の無形文化遺産に認定されているバランキージャのカーニバルを「路上で 演じられる幾千もの演劇」と評したのは著名な写真家エンリケ・ガルシア。まさに強烈な色彩と踊り、音楽、エンターテイメントが多様な民族の中に融合した国民的イベントです。 その起源はスペイン人が旧世界からもち込んだカトリック教会の祝祭に、先住民のインディオの儀式、アフリカからきた奴隷の音楽的遺産が混じりあって民衆の祭りとなったもの。
今年は2月9日から12日まで、多くの参加者と各国からの観光客を集めて開かれました。
 
 
  踊れ!踊れ!踊れ!4日間
4日間つづくカーニバルのクライマックス、シンボルともいえるのが1903年にはじまった「花の戦い」。武器ではなく花をと、この行事を象徴するさまざまな登場人物やダンサーをのせた山車が列をなし、先頭の山車ではカーニバルの女王が王子や王女をしたがえて観衆に花を投げ、踊りながらパレードします。 翌日は「The Grand Parade」と呼ばれる仮装大パレード。思い思い奇抜な趣向をこらしたグループがつぎつぎ繰りひろげる躍動的なダンスに人々の熱気も高まり、そこで披露される代表的な踊り「クンビア」や「ガラバト」のリズムに老いも若きも身を任せます。
 
  ホセリートの死、それって誰?
もう一つが「84番通りのパレード」と呼ばれる仮装パレード。カーニバルを擬人化した男ホセリートの死を悲しむ路上芝居です。カーニバルの女王が演じる黒い服をまとった未亡人は、慰められることなく気絶するまで泣きつづけるのです。芝居が終わるとカーニバルの登場人物に扮したクンビアのダンサーたちが、沿道に集まった大勢の観衆と共に陽気に踊ります。
 
  そしてカーニバル(謝肉祭)は終わる
カーニバルの最後を飾るのは、キリスト教の四旬節初日の水曜日(灰の水曜日)前日に行われる「ホセリートの葬送」です。バランキージャ・カーニバルを代表するキャラクターであるホセリートは、祝祭と陽気のシンボルとして4日間のお祭りのあとに亡くなり、陽気な未亡人たちの手で埋葬されます。ホセリートの葬送は肉体との別れの象徴です。 カーニバル期間中、バランキージャには扮装をした何人ものホセリートが現れ、町を練り歩きます。年齢・性別・人種・貧富を超えたあるゆる人々がこのお祭りに参加し、節制の40日間である四旬節の始まる前のお祭り騒ぎを満喫するのです。

 

「あなたの好きなお祭りは?」ベストアンサーの5名様です。

金魚釣りが恒例の近所のお祭りから、名の知れた伝統のお祭りまで。ご贔屓のお祭りを 語る皆さんの熱いこと!日本にまだこんなにも沢山魅力的なお祭りがあったとは嬉しい限りです。 ちなみに今回の人気三代祭りは「ねぶた」「だんじり」「祇園まつり」。多数の投稿をありがとうございました。

●滋賀県東近江市 K.Oさん

京都鞍馬の火祭です。父が京都出身であり、幼いころこのお祭りでもらう火縄を振って、火を消さずに持ち帰るのが楽しみでした…大学時代と新入社員時代、京都で過ごした時も欠かさず、友人やクラブ仲間、彼氏と行きました…あの火に吸い込まれそうな幻想的な感覚…忘れられません。

●埼玉県越谷市 T.Yさん

なんといっても「祇園祭」です。祇園祭というと7月17日に山鉾巡行やその前日の宵山が有名ですが、実はこの祭りは7月1日から31日まで続く長いお祭りで、その間、さまざまな興味深い行事が行われます。私ももちろん山鉾巡行や宵山も好きですが、楽しいのは山鉾巡行の日の夕方に八坂神社の周辺で行われる「神幸祭」(しんこうさい)です。これは、各町内のおみこしが八坂神社から各町内に出発する儀式で、各町内の人々が大勢でひしめき合いながらそれぞれのみこしを担ぐさまは迫力満点です。そしてそれから各町内の御旅所に向かうのですが、この行列は一般の人もその後ろについて歩いていくことは問題ないので、ちょっとした参加気分も味わえます。そして24日には、御旅所から八坂神社にみこしが帰る還幸祭も行われます。20年ほど前、仕事の関係で京都に3年間住んだことがあり、祇園祭にすっかりハマりました。関東に戻ってきた今も毎年のように出かけています。

●新潟県佐渡市 O.Iさん

新町祭り。秋の収穫を祝って行われるもので昔から地域に伝わる伝統の祭り。テーブルには赤飯、煮しめ、焼き魚、羊羹、海苔巻き寿司などのご馳走が並んだ。貧しかったため年に一度の祭りが待ち遠しかった。親戚を招き酒盛りが始まる。鬼太鼓や獅子舞がお祓いに各家庭を回る。獅子に頭を噛んで貰らい無病息災を願った。小学生だった私は怖くて逃げ回った思い出がある。その日は家の人や親戚からお小遣いを貰った。100円、200円と僅かな金額であったが嬉しかった。貰ったお小遣いを手にお宮の境内に並ぶ露店市に群がる。くじを引いたり、メンコや駄菓子を買った思いであがる。秋の収穫を祝う祭りは地域の人が一つになれる祭りでもあった。笛や太鼓が夜遅くまで鳴り響いた。今から50年も昔の懐かしい思い出だ。

●大阪府松原市 O.Aさん

この40年、大阪の天神祭りが近づいて来ると胸がドキドキです。あの天神囃子の音が自然に響いてきます。天神祭りの前夜は心臓が飛び出るくらい「ドキドキ」です。早く来ないかな〜。

●青森県青森市 R.Kさん

青森ねぶた祭りですね。火の祭りと言われますが、ネブタの眩い明かりと跳人のあふれ出る熱気はまるで太陽の祭りのようです。地元の人間は、この時とばかり普段溜め込んだエネルギーを発散させるのです。

バックナンバー

エメラルドマウンテンオフィシャルホームページ:copyright (c) 2012 Andes Corporation, All Right Reserved.
エメラルドマウンテンはコロンビアコーヒー生産者連合会(FNC)の登録商標です。