エメラルドマウンテン豆を、独自の厳しい品質基準のもと認定しているのは、コロンビアコーヒー農家を代表する組織である、FNCという団体です。 宝石のような希少価値を持つ高級豆だけが、コロンビアの至宝エメラルドとアンデス山脈にちなみ、エメラルドマウンテンと呼ばれます。
※コロンビアのコーヒー生産量と、そのときに収穫された豆の状態によって、この数値は1%から3%まで変化します。このパーセンテージが上がるよう、コロンビアコーヒーの品質向上に努めています。2019年現在、コロンビアコーヒー全体の生産量が以前より格段に増えたことにより、エメラルドマウンテンの認定割合は約1%未満になっています。
コロンビアコーヒーの輸出先第2位は、なんと日本です。日本の消費者は、他のマーケットと比較しても特に、味や香りに対し繊細であるとされています。そこで1971年、FNCが日本向けに「コロンビアコーヒーの顔」たりうるコーヒーのプロファイル(認定規格)を特別に開発。コロンビア全土のコーヒー鑑定所にこの基準が共有され、わずか13か所の鑑定所でのみ、エメラルドマウンテンの認定が行われます。
そして最終的に熟練し、選ばれたFNC本部のコーヒーQグレーダーの鑑定士のみが、エメラルドマウンテン豆を選別・認定しています。